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神戸ひだまり法律事務所のスタッフブログです。法律のことは事務所に任せて,それ以外の日々の出来事などを綴っています。

法律事務所への就職


スタッフブログの割に,全く法律事務所のことに触れていないことに気付きました・・・。
たまには,法律事務員的なことでもふらりと書いてみようかと思いま~す!

まずは,そもそものスタート=法律事務所への就職について・・・。

私が法律事務所へ就職したのは,新聞の求人を見て応募したことから始まります。
その時は筆記試験はなく,面接だけだったのですが,めちゃくちゃ緊張しました!
それまで弁護士なる人には全くお会いしたことがなかったので,なんだかお堅くてバシバシ尋問されるイメージでしたが,そんなことは全くなく,無事に面接が終わりました。

有り難いことに採用され,卒業と同時に入所し,十数年・・・。 そして,当時の法律事務所からの派生(?)を経て現在に至ります。
まさかこんなに長く勤められるとは,正直思っていなかったです。

以前は寿退社で退職される方も多く,数年で事務員さんも代わっていたのですが,とても居心地が良かったのと,女性が長く働くことも珍しくなくなったという時代の変化も相まって,すっかり長居をしております・・・。

当時はネットはまだ普及し始めだったので,私は新聞の求人を見て応募したのですが,今だとネットで募集しているところも多いですね。

法律事務所の事務員さんになるには・・・

弁護士会のホームページで求人情報を閲覧する。
兵庫県弁護士会の場合,求人している法律事務所が弁護士会を通じて求人情報を載せています。)

弁護士会に履歴書を送る。
兵庫県弁護士会ですと,自分の履歴書を弁護士会へ送っておくと,事務員さんを探している弁護士さんが弁護士会でその履歴書を閲覧し,条件が合う方に連絡をとったりします。但し,閲覧期間は6ヶ月です。)

③ネットで検索をかけ,募集している事務所のホームページをチェックする。

④新聞の求人広告をチェックする。
(今はあまりないかも知れませんが,たまに載っていたりします。)

⑤学生の場合,大学への求人をチェックする。
(新卒の方を探している事務所だと,大学へ求人をかけたりしています。)

⑥人脈をたどる。
(何らかのつながりがある人から,そういえば事務員さん探しているみたいだよ,と聞いて,紹介してもらったりすることも多いようです。)

とまあ,こんな感じですかね。

法律事務所と一口にいっても,取扱いの多い事件分野や,事務所の雰囲気,弁護士さんのキャラなど,法律事務所によって全然違います。
どんな感じの事務所なのかは,なかなか外からは分からないので,応募した時の電話などでのやりとりや,面接の際の弁護士さんや事務員さんの印象,話しぶりなどから感じとるしかないかも知れません。
やはりお互いに合う・合わないがありますので,肌で感じる印象はあなどれません。(まあ,実際に働いてみないと分からないですが・・・)

あとは,勤務条件とかの問題になりますが,これも法律事務所によって様々です。
社会保険(健康保険・厚生年金保険)に加入していない事務所もありますし,退職金制度がないところもあります。
他にも残業の頻度や有休の取れ具合などは,周りや事件との兼ね合いもありますので,その時々によって違うかも知れません・・・。

法律事務の内容については,また機会があればご紹介したいと思いますが,なかなか日々変化もあり,やりがいのある仕事だと思います。(これも,事務員さんがどこまで携わるのかが法律事務所によって違います。)

私が今までお世話になってきた弁護士さん,事務員さんはみなさん人柄が良く,とても働きやすい環境だったので,本当に恵まれていると思います。(褒めて何か奢ってもらおうという魂胆ではありません・・・)

気がつけばかなりの年月が経ちましたが,できればこれまでと同じ年月を新たに重ねられるように,また明日からも頑張ろうと思います!!

 

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